乾燥する時期の湿度管理は大切です。
- 2022.11.17
すでにご存じの方もいるかもしれませんが、当院に新しく加湿器と湿度計をいくつか導入しました。
今年は急に寒くなってしまい、それに合わせて急激に湿度が下がりました。
外気の湿度が下がっているのもあるのですが、当院の場合、感染対策の観点から換気システムをしっかり稼働しているため、下がりがちな湿度を保つ必要がありました。
こちらは医院の入り口で稼働している加湿器です。
加湿器が加湿を行う方法には 気化式 超音波式 スチーム式 という方法があり、それぞれ単独の方法で行う製品もあれば、二つの方式を合わせたハイブリッドタイプも存在しています。
この製品は気化式とスチーム式のハイブリッドという形で、加湿力がとても強いのもありますが、掃除などの手入れについて考えられたつくりになっていて重宝しています。
この時期、ご自宅でも空気が乾燥していると喉を傷めたり、肌や髪への悪影響など、直接の影響もあるのですが、家庭内で風邪のうつしあいが起こりやすくなったりすることもあります。
風邪をひいている時や治りかけの時期も、湿度を高めに保つことで咳や鼻の症状を和らげる効果も期待できますので、この時期、ご自宅での湿度管理のために加湿器や加湿空気清浄機のご利用をお勧めしています。
ただ、加湿器、加湿空気清浄機、いずれも水を使う仕様上、手入れを怠るとそれそのものが感染の原因になることもあります。
既にお持ちの機器についてはメーカーに推奨された清掃をきちんと行い、新たに導入される場合はお手入れのしやすさを選択の根拠にされるのもいいかもしれません。
当院ではこの時期の温度管理、湿度管理を注意して行っていますので安心してご利用いただければ幸いです。