点鼻インフルエンザワクチン始めます。
- 2026.09.28
気が付けば9月も終わりが近づいています。時間の流れを早いと思うのですが医院としてはインフルエンザのことを考える時期です。当院では今年、インフルエンザの対応で新しいことを始めることにしました。

ご存じの方も多いと思いますが、2024年から接種が始まった点鼻インフルエンザワクチン、フルミストです。
2024年、2025年の二シーズン使用された報告を確認するかぎり、十分に使用するメリットがあり、デメリットは大きくないと判断できましたので、今年から当院でも接種を始めることにしました。
従来のワクチンとの大きな違い、注射ではないということが一番でしょうが、従来のワクチンが不活化ワクチンであることに対して、フルミストは弱毒生ワクチンになります。
不活化ワクチンが感染性が無いものであることに対し、生ワクチンを直接鼻粘膜に噴霧することで、強い言葉で言うのなら軽くインフルエンザになるような状況を作り出すことになります。
注射ワクチンより強い免疫が期待できる反面、接種後近い時期にインフルエンザの検査をした場合、陽性に出てしまうことがある点、副作用として軽い風邪のような状況が出やすいこと、身体の免疫機能に問題のあるかただとワクチンによって発症するリスクが否定しきれない等、従来のワクチンにはない問題もあります。
とはいえ、注射でないことや、一回の摂取で済むこと、免疫が比較的長期間残ることなど、メリットも多くあり、ワクチンとしての効能において従来型に劣る部分は少ないと判断されています。
問題があると言えば、ワクチンの入荷が割り当て制になっていて、今年から始める当院では入荷できる数が把握できないというのがある意味大きな問題になっています。
今年度は当院の外来受付に声掛けいただいて、ワクチンの在庫があれば予約していただく形をとりたいと思います。
予想以上にご希望が多いため、対応できない方も出るかと思いますが、ご理解いただければ幸いです。